ikoan unity 開発メモ

Unityに関するアレコレを日々つづっていこうと思います

AdMobでバナー広告を表示してみる

環境

Unity2018.2.8.f1

やりたいこと

AdMobを使用して、バナー広告をアプリ画面に表示させたい。
ターゲットプラットフォームはAndroid,iOSの2つ。
ゆくゆくはメディエーションも使用したいし、動画リワードや動画インステも対応したい。

Admobに登録

Sign up for AdMob - AdMob Help
まずは上記でAdMobアカウントを作成します。
流れに沿って、必要事項を記入していきます。
AdMobのアカウントを作成したら、広告を表示するためのアプリIDとアプリごとに広告ユニットを作成します。
作成したら、AppIDなどを後で使用するので控えておきましょう。

手順

下記を参考に進めていきましょう。
developers.google.com

プラグインのインストール

まずは下記リンクからプラグインをダウンロードしておきます。
f:id:ikoans:20180926175105p:plain

UnityPackageをダウンロードし、広告を表示するプロジェクトにインポートします。
環境がmacだからかわかりませんが、cocoapodsも勝手にインストールしてくれます。
rubyがないよってWarningが出てるけど大丈夫でしょうか・・

ちなみにここまでで、先ほどのAdMobのページのInclude the Mobile Ads SDKも終わったことになります。PlayServiceResolverがうまいことやってくれています。

Android用手順

アプリのAndroidManifestファイルを用意し、下記の記述を追加します。f:id:ikoans:20180926181405p:plain

iOS用手順

XCode上で

  • BuildSettings の Enable Modules(C and Objective-C)を Yes にします
  • BiuldSettings の Other Linker Flags に$(inherited) を追加します
ソースコードの準備

適当にMonoBehaviourを継承したソースを用意します。
その中でMobileAds.Initialize( AppID ) を呼び出します。

次にバナーを表示するプログラムを準備します。
BannerViewのインスタンスを下記のように作成します。
bannerView = new BannerView(adUnitId, AdSize.Banner, AdPosition.Top);
表示位置に関してはカスタムも可能です。
次にAdRequestを生成し、bannerView.LoadAd( adRequest ); を実行すれば、バナー広告を呼び出せます。
f:id:ikoans:20180927142821p:plain

エラー時の注意

XCodeを開く時には、xcworkspaceを選択して開くようにしてください。そうしないとPods のプロジェクトが関連付けされなく、GoogleMobileAds.frameworkが追加されないため、広告が表示されません。

メディエーション設定

Nend

下記を参考。
https://developers.google.com/admob/unity/mediation/nend
iosのバージョンは8.1以降にしないとbuildが通らないので注意。

まとめ

なかなかAdMobで承認されずに広告が表示されずにヒヤヒヤしましたが、最終的には無事表示されてことなきを得ました。
次はメディエーション設定の追加とインタースティシャル広告、動画リワード広告の実装を試そうと思います。